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終活

終活の必要性を考えてみよう

 日本社会は急速に少子高齢化が進み、近い将来、団塊の世代が大挙して介護を受け、そしていずれ人生を全うします。そのため現代の高齢者の間では、「周囲に迷惑をかけずに人生を終わるために必要な活動」を考える方が増えました。


 かつてのように一組のご夫婦が、多い場合には10人近い子をもうけた時代には、分担して親の老後の世話や個人の後始末を行うことができましたが、現在のように子ども1人または子どもがいない夫婦や、未婚者が珍しくない。あるいは子どもそれぞれが多様なライフスタイルを生きている時代では、子ども世代へ大きな負担はかけることはできない。また地域社会での人間関係も希薄になっており、孤独な老後を過ごす方も少なくない。そんな環境から社会現象として”終活”の必要性を考えざるを得ないというのが実情のようです。


終活で押さえておく周辺事項
  • 成年後見
  • 成年後見制度は認知症になる方が増加し、孤独死で後日発見される方もある中で、介護制度と同時に整備された制度です。この制度には認知症などの症状が出てから申請する「法定後見人」と健康なうちに備える「任意後見人」があります。制度の内容や違いについて理解しておいてください。
  • 空き家対策
  • ご自分が亡くなったあと、これまで住んでいた自宅をどうするかは、すでに考えていらっしゃると思います。もしも空き家になるのがあらかじめ分かっているのであれば、再活用や解体も含め、その対策も講じておく必要があります。
  • エンディングノート
  • ご自分が亡くなったとき、きっとご家族は「役所に届け出を・・」「銀行へも・・」「保険はどうなってっるのか・・」と忙しく動くことになります。しばらくすると、「お父さんはこんな人だったね」とか「もっと元気でいてくれると思ったのに」と貴方のことを振り返ります。エンディングノートの存在は、残された家族・縁者にとって助かると同時に大きな励ましになります。
  • 相続対策
  • 相続対策と聞いて、必要ないと思われる方が多いのですが、亡くなった方100人中92人は相続税のかからない方です。でも、その92人の方々のご遺族が訴えを起こしています。相続対策のポイントを理解して、家族・縁者が争うことの無いようにすることが必要です。
  • 改葬・墓じまい
  • 核家族化が進んでいる中で、子供世帯がそれぞれに自宅を持ち、墓も新たに設けたりしています。ご自分が亡くなったあとに、お墓の管理はどうなるのか、あるいはすでに改葬を予定して動かなくてはいけないかもしれません。菩提寺での法要関係、費用面のことなど伝えておくべきこともあるのではないしょうか。
  • 遺言書
  • 遺産相続には決まりがあります。相続が発生してから10カ月以内に遺産相続割合を決定し税務署へ届ける必要なあります。家族で話し合う前に「遺言書」が存在することを知っていれば、遺産相続割合はほぼ決定します。遺言書は非常に強い力を持っています。遺言書を作らないことによるディメリットは大きいといえます。
  • 親亡きあとの支援
  • 障がいのあるある子を持つ親の問題が大きくクローズアップされてきました。高齢になってきた親もいつまでも元気でいるわけではありません。健康上の問題や認知症などの問題も出てきます。残された障がいを持つ子どもが孤立することなく、安全で安心して暮らしていけるような制度も提案されています。当相談所も「親なきあと」の問題解決を支援しています。
  • 保険見直し
  • 老後に必要な保険は、働き盛りのころに加入した保険では過保障部分があったりします。保険料の負担軽減を図りつつ最後に必要な保障を残す。また、保険金の受取人の変更なども含めて、是非しっかり見直してください。保険会社に所属しないファイナンシャルプランナーが公平・公正な立場からアドバイスをいたします。
  • その他
  • 終活は一人ひとり活動内容が違うのが当然だろうと思います。当相談所は、税理士、弁護士、司法書士、土地家屋調査士など、各方面の士業と連携して皆様の終活相談にお応えしています。相談は無料ですので、どうぞお気軽にご連絡ください。